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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2013年10月09日

ある所に、お金に困っている男がいました。 「日本のいい話」 魂が震える話より~

「魂が震える話」より・・・

江戸時代のお話です。

ある所に、お金に困っている男がいました。

どうしてもお金に困っていたので、

親友の男に貸してもらおうと、意を決してその親友の家に行きました。

しかしいざ行ってみると、中々お金のことを言い出せずに時間だけが過ぎました。

帰り際、とうとう「お金を貸してくれ」と言えなかった男は、親友の家を出ます。

すると、家の中から男が出てきてこう言いました。

「夜もふけ、今日は寒いから、これを着ていきな」

「いやいや、これぐらいの寒さは大丈夫だよ」

「いいから着て帰れって」

そう言って上着を持たせてくれました。

帰り道、寒くて上着の袖に手を入れると、

そこにはお金が入っていました。

上着の暖かさと、人の温かさに、ハラハラと涙が流れました。



わたくしも、この方の様に、

言葉(話)を聞かずとも、感じ取れる人になりたいshine
  


Posted by 池田畳店 四代目  at 09:00Comments(0)ご覧いただきたい記事